亜麻仁油の選び方
美容健康、アンチエイジング、脳、アレルギー対策、認知症予防になどテレビでも報道されてますます人気の亜麻仁油。この亜麻仁油ですが製法によっても大きな違いがあります。デリケートな製品のため亜麻仁油の選び方が重要になってきます。
油が酸化した状態などですと美容健康には逆効果になってしまうのです。安心できる製品を選びましょう。
- 遮光黒ボトルで酸化を防ぐ
光の紫外線の影響を防ぎ酸化を抑えます。酸化した油は体を酸化、老化させますから健康に害を与えてしまいます。
亜麻仁油は酸化に弱い油ですから遮光黒ボトルでないといけません。
- 安心で体に負担をかけないために
オーガニック 有機JAS 無農薬 保存料など無添加、低温圧搾のアマニユを選ぶ
- 亜麻仁油の栄養を壊さないために
化学溶剤による栄養抽出は避けて低温圧搾で未精製の亜麻仁油を選ぶ。精製した亜麻仁油は栄養が減ります。
これらの条件を満たした亜麻仁油は美味しく美容健康アンチエイジングに役立つでしょう。
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一般的な油の製造工程
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↓続く |
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一般的なオイルはこのような工程で製造されます。高温で種子を膨張させたり、溶剤抽出で抽出するとより多く油が取れるので企業の利益は増えるのです。
しかし温度が最大200℃まで温度が上がるためトランス脂肪酸が発生します。また化学溶剤のノルマルヘキサンをはじめ、リン酸、シュウ酸などを使用しますし、ビタミンEなどの栄養素も減少しますから、美容健康に好ましくない油になっていしまいます。
とくに油を高温抽出や化学溶剤抽出を行うと脂肪酸は安全なシス型から有害なトランス型(トランス脂肪酸)に変化してしまうのです。
次に亜麻仁油の製造方法です。
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好ましくない亜麻仁油の製造工程
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亜麻仁油にも好ましくない製法があります。それは脱酸、脱色、脱ロウ、脱臭などを行った亜麻仁油です。
原料は一番絞りの油であってもこのような過程を通した亜麻仁油は、果たして本来の栄養を保てているのでしょうか。疑問が残ります。
油の栄養をできるだけ摂取するのに一番良いのは、そのままの油を摂取することです。それには搾って未精製のままをお届けすることなのです。
とくにポイントは未精製です。コールドプレス(低温圧搾)で搾油した後に、精製をかけている商品もあるためです。
精製されてしまった亜麻仁油は味も薄く、匂いも無く、色も透明に近くなります。・・・食べやすさが重視され、安全性や栄養素の観点が犠牲にされている可能性があります。
また、トランス脂肪酸を含まないことを明記してある製品のほうがより安心です。
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亜麻仁油とえごま油との違い
同じオメガ3が豊富な健康オイルとしてよく比較されるのが亜麻仁油とエゴマ油です。オメガ3の配合量でいうと、どちらも選んだ製品の質次第です。オメガ3の含有量が60%など高配合で低温圧搾された製品を選びましょう。
また、精製されているものは栄養素が減っている可能性があります。それからボトルも重要です。オメガ3は光に弱いので黒い紫外線防止ボトル入りの製品でないと、油が劣化してしまいます。
さらには消費者庁の調査ではオメガ3の含有量が表記よりずっと少なく、他の油が混ぜられていたり熱に弱いのに焙煎されているエゴマ油もあるそうです。
亜麻仁油とエゴマ油、どちらを選びにしても、低温圧搾、未精製、黒ボトルは最低限の条件とすることをおすすめします。できれば健康のために摂る物ですからより安心なオーガニック栽培で信頼できる生産者の製品が最適です。有機JASを取得しているとさらに安心ですね。
おすすめの亜麻仁油
本場カナダやニュージーランドのオーガニック農場で栽培されたこだわりの亜麻仁(フラックス)の種子を低温圧搾(コールドプレス)したものです。化学溶媒や高温抽出はしておりません。
ボトル充填時にもできるだけ酸化を抑える工夫や、夏の船便での輸入はしないなどかなり安心にこだわった亜麻仁油です。
光による酸化を防ぐため紫外線防止の黒ボトルに入れており、トランス脂肪酸も調査し含んでおりませんので、安心してお召上がりいただけます。
光による劣化・酸化とは
酸化した油は、何度も揚げ物に使った油を思い浮かべていただければと思います。一般的な油でもおいしくなくなりますし、おなかを壊したりしますね。
油に限らずですが、光に当たるだけで程度の差はあれ物は劣化、酸化します。茶色や黒い瓶に入っている酒類や調味料などもこの光による劣化を防ぐためです。
食品でもその種類により劣化する光の波長が異なり、油の場合は340〜460nmの波長の光に強く影響を受けて酸化します。
これは太陽光に限らず蛍光灯やLEDにも含まれる波長ですから、光防止策がないとお店で陳列されているだけで劣化していくのです。
とくにオメガ3が豊富な油は、どれも酸化しやすいので光の管理は厳重に行う必要があるのです。
健康のために摂取するのに酸化した油は健康に害を与える活性酸素が過剰に増えてしまいますから、かえって害になっては意味がありません。
そのため亜麻仁油やエゴマ油は光防止策が必須なのです。 |
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光の波長
太陽光
蛍光灯
LED
どれも油を酸化させる
波長が含まれています。
(340〜460nm) |
亜麻仁油の光防止策の例
例えばこのカナダ産有機亜麻仁油のボトルは340〜460nmの光を99.92%〜99.79%カットします。
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医師も推薦 杉岡 充爾先生コメント
オメガ3系脂肪酸の健康効果は自著「強い血管を作れば健康になる!」に記している通り沢山ありますが、オメガ3系脂肪酸を上手に摂る方法は「亜麻仁油」です。
中でもニュー・サイエンス社の亜麻仁油は最高等級の品種を使用している上質の亜麻仁油としてお薦めします。
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カナダ産亜麻仁油(フラックスオイル)
オーガニック亜麻仁油大容量
オーガニック亜麻仁油小ボトル
オーガニック亜麻仁油小2本
・多少コクがある
・オメガ3脂肪酸配合率:60%以上
・リグナンを含む
・容量:370ml/200ml
・ボトル
紫外線99%カットl国産遮光ガラス瓶
持ち運びには不向きです。
製造
・低温圧搾法・未精製
・産地:カナダから直行の船便(高温を避けるため夏場は輸入しません)
・オーガニック認証・有機JAS取得 |
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ニュージーランド産亜麻仁油
オーガニック有機亜麻仁油
・未精製なのにより飲みやすい
・オメガ3脂肪酸配合率:58〜65%
・リグナン含む
・容量:250ml
・ボトル:遮光率95%高密度ポリエチレン
液漏れを防ぐゴムキャップ付きで持ち運びもしやすい。
製造
・超低温圧搾法・未精製
製造工程で一切光や空気に触れさせずに製品化するこだわり製法。
・産地:ニュージーランドから空輸
・オーガニック認証・有機JAS取得
・HACCP取得製造
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カナダ産亜麻仁油の現地レポート
veggy vol.49 2016年12月号掲載
亜麻仁油が体を冷えから救う
予防医学の第一人者山田豊文先生が教えてくれる温活生活
冷え取り 自癒力アップ 温活ライフ
温活に役立つ 昔ながらの食習慣とライフスタイルの見直し
veggy 編集長の吉良さおりさんと山田先生の対談形式です。
記事を2ページ分ご紹介
冷え性による血行不良は、免疫力の低下を引き起こして、やがてはガンなどの病気につながります。全身を元気にする食習慣や生活習慣について、アスリートをはじめとする各界の著名人の健康アドバイスを幅広く行っている、山田豊文先生に教えていただきました。
低体温は病気が起きる前のサイン
・吉良 「冷え性」といえば、昔は女性特有のイメージでしたが、近頃では、男性でも冷えに悩む人が増えてきました。真冬になると、スーツの下にスパッツを履いて防寒している方もいらっしゃるそうです。ただし、本来は身体の外側からではなくて、内側から「熱」となるようなエネルギーを出していくべきだと思いますが、先生はどう思われますか?
・山田 もちろん、私もそうするべきだと思います。身体で熱を作って冷えを予防・克服していくためには、まずは正しい食事を摂ることが基本中の基本です。また、その他にも、質のよい睡眠や適度な運動など、人生の土台となるライフスタイルを見直さなければなりません。人の身体は、「体温が1℃下がれば、免疫力が3割低下する」といわれていますから、病気予防のために「脱・冷え性」がポイントになります。
・吉良 今は、学校でも子どもたちの低体温が問題になっています。昔から「冷えは万病のもと」と言われますが、身体にとって体温を維持することはどれほ
ど重要なのでしょうか?
・山田 私たちの身体には、外気の温度変化に関わらず、体温などを一定に保つ「ホメオスタシス」(恒常性)という仕組みが備わっています。このホメオスタシスのおかげで体温は約36.5℃に維持されているわけですが、これより低い状態が続くと、全身の細胞内での化学反応、つまり「代謝」がスムーズに行われなくなります。
また、免疫を司る白血球も細胞ですから、白血球の活動が弱まることで免疫力が低下して、さまざまな病気を引き起こす要因にもなります。近年になって、子どもの低体温が目立つようになってきたのは、まさに身体の細胞が異常をきたしていて、エネルギーを正しく作り出せなくなっている証拠です。
背筋をまっすぐに伸ばせば温まってぽかぽかに
・山田 みなさんの細胞のはたらきが正常かどうか、ここで簡単なテストを行ってみましょう。まずは、両足を肩幅に開いて、両腕を肩と水平の位置にまで持ち上げます。それから、目を閉じたままで両方の人差し指を近づけていきましょう。指がピタリとつけば問題ありませんが、ずれたり、すれ違ったりした時には、脳の出した指令が上手く行き届いていません。
・吉良 なぜ、そんなことが起きてしまうのでしょうか。
・山田 指先の筋肉を正しく動かせるかどうかは、姿勢と深い関係があります。江戸時代の人々は、一俵60kgのお米を何個も同時に持ち上げることができました。元々、一俵の重さが60kgと定められたのは、「女性が簡単に持ち上げられる重さだから」と書かれている文献も残っています。ですが、それは単に腕の力が強かったから持ち上げることができたわけではありません。昔の人々は、今よりもはるかに身体の姿勢とバランス感覚が優れていました。それが、現代風のライフスタイルで生きている我々との大きな違いです。
・吉良 言われてみれば、祖父母の年代の方々は、いつも「姿勢を正しなさい」と言って、子どもたちを躾けていました。今では、そんな方も少なくなってしまいましたが。
・山田 日常でも長時間のデスクワークや、電車で片足に体重をかけて立つ習慣など、姿勢の悪さが身体への負担となっています。ですが、逆にみなさんがいい姿勢を意識することによって、全身の筋肉が自然に鍛えられて、血行もあっという間によくなります。背筋をピンと伸ばしてウォーキングすれば、それだけで普段の数倍汗をかいて、身体がポカポカになるでしょう。
・吉良 簡単な方法ですから、すぐに始められますね。私は20代でヨガと出会って、これまでずっと続けてきましたが、ヨガをしている時には自然と姿勢を意識するので、全身がかなり温まります。
・吉良 私は、若い頃に身体の冷えに悩まされた時期がありましたが、乳製品や卵を食べるのを止めてからは体調がガラリと変化し、その後、さらに30代でヴィーガン食をはじめると、人は本来菜食が当たり前なのだと実感できました。山田先生は、健康のためには、玄米を主食とする穀菜食がいいと本に書かれていましたが、さらに冷えを解消するための食材はありますか?
・山田 私が、いつもみなさんにお伝えしているのは、「健康になるためには良質な油を摂りましょう」「油を控えるのではなく油を選びましょう」ということです。未精製の「亜麻仁油」には、全身の細胞に不可欠なオメガ3脂肪酸が豊富に含まれているため、がん治療のための食事法『ゲルソン療法』でも、唯一摂取していい油として認められています。
亜麻仁油は、私が、これまで多くの方に食事面のアドバイスをしてきた中で、奇跡的な変化を何度も起こしてくれている“スーパー・ヒーリング・フード”の代表格です。私自身も、1日に大さじ2杯の良質な亜麻仁油を欠かしませんが、血流がすぐによくなるのが分かりますよ。吉良さんも今、ぜひ飲んでみてください。
・吉良 (亜麻仁油を飲んでみて)さらっとしていて飲みやすいですね。クセがありませんから、ドレッシングやバター代わりにも使えそうです。
・山田 そうですよね。亜麻仁油以外では、くるみや小型の青魚もオメガ3の優れた摂取源になります。
例えば生姜は、冷えに効くといわれている代表的な食材ですが、あくまでも一過性の効果にすぎません。それだけ食べていれば冷えが解消するというほど、人の身体は単純な仕組みではありません。
冷えを根本から治すためには、全身の細胞の環境を整え、細胞たちが本来のはたらきを取り戻せるように、いろいいな方面から手助けするのがポイントです。オメガ3の豊富な亜麻仁油の摂取も、そんな手助けの一環です。環境さえ整えれば、細胞たちは放っておいても万事都合よくやってくれる。それが、私の提唱する「細胞環境デザイン学」のコンセプトです。
体調不良を招く一日三食の食習慣
・山田 世界各地の辺境で暮らす先住民たちの食生活を研究したレポートによれば、伝統食を食べている彼らは、歯並びがよくて、虫歯が全くありませんでした。
しかし、街に出て食生活が欧米化した人では、わずか1世代で歯並びが悪くなり、口腔内の健康状態も悪化してしまったといいます。
口腔内の問題は、口の中にだけ影響を及ぼしているわけではありません。冷えをはじめ、全身のさまざまな不調や病気を引き起こしてしまうので、今後は、私たちも現代食から元の伝統食に戻っていくべきです。
また、朝・昼・夜の「1日3食」の食生活が常識のようになっていますが、これが日本に定着したのは明治以降、つい最近の話です。つまり、1日3食を続けているだけですでに食べ過ぎ。しかも毎食の内容も問題があるとすれば、全身の細胞にとっては泣きっ面に蜂です。
・吉良 昔、ヨーロッパやインドなどでジプシーの子どもと出会った時に、とても貧しい生活を送っているはずなのに、子どもたちの歯並びがきれいな事に驚いたことがありました。日本の子どもたちは、小さな頃から虫歯があって、矯正もしています。
続きは雑誌veggyにて
veggy掲載のニューサイエンス 有機亜麻仁油ニュージーランド産
こちらも高品質な亜麻仁油カナダ産
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