保湿力が非常に高いことで定評のあるセラミドですが、セラミドを配合した化粧品のほか、セラミドの原液も販売されています。セラミド配合量が多い化粧品ほど効果が期待できるのであれば、「原液の方がさらに良いのでは?」という素朴な疑問が沸いてきますよね。今回はその疑問に応えるべく、セラミド原液とセラミド化粧品の違いや、選ぶポイントについて紹介します。
セラミド「原液」とは何なのか?

セラミド原液というと、語感からは「セラミドそのもの」というようなイメージを抱く方も多いと思います。しかし、原液はセラミド100%というわけではありません。あくまで、化粧品に配合する前段階の、「セラミドエキス」という状態を「原液」と呼んでいます。
そもそもセラミドは、そのまま使用することはできないのです。そのまま肌に塗布しても、肌の上に「乗せる」だけの状態になってしまい、肌に浸透はしません。
セラミドは肌上層の「角質層」に存在する成分なので、外から補給することが可能ですが、それでも角質層まで浸透することができなければ意味がないのです。また、肌への刺激を軽減するという意味でも、ある程度の加工は必要なものです。
それでも、美容液やクリームなどの化粧品形態よりも原液の方がシンプルに作られていて、その結果として濃度は高くなっていることが多いです。
ただ、「化粧品に加工される前のエキス状態である」というだけで「原液」とは呼べるので、極めて配合量が低くても「原液」とカテゴライズされることもあります。セラミド原液を選ぶときは、配合量は必ずチェックしたいところです。
セラミド原液のメリット・デメリット

セラミド原液のメリットは、まず化粧品よりもシンプルな状態なので余計な成分が入っていないこと。
そして、自分の好きな濃度に整えて使えることです。そのまま使っても、普段使っている化粧品に混ぜて使っても良いですし、精製水・植物性グリセリン・セラミド原液をあわせ、化粧水を手作りすることもできます。よりピュアな状態でセラミドを使いたいとか、自分の肌に合うように試行錯誤したいという方にはおすすめです。
ただし、デメリットもあります。セラミド原液は高価ですし、使用感もベタつきがあるので、そのまま使うのは抵抗を感じる方も多いかもしれません。
他の化粧品に混ぜて使うとなると、さらにコストがかかることになるので、はじめから化粧品を選ぶ方が効率的とも言えます。
また、セラミド原液は、動物(主に馬)由来の「天然セラミド」や植物由来の「植物性セラミド」のものが多いです。酵母からヒトのセラミドに似せて作られた「バイオセラミド(ヒト型擬似セラミド)」もあります。
高い効果を期待するなら、「天然セラミド」か「ヒト型擬似セラミド」の2つです。ただし、安全性を考慮すると、「天然セラミド」がおすすめ。天然セラミドは保湿力も肌との親和性も高く、刺激の少なさでも最も優れていると言えます。
まとめ
セラミドをスキンケアに取り入れるにあたって、原液を選ぶべきか、セラミド配合化粧品を選ぶべきか、判断に迷うことがあると思います。
原液の方が「高濃度」、「効果が高い」というイメージを抱きがちですが、選び方や使い方によっては化粧品の方が効率的という場合もあります。配合されているセラミドの種類や、どういう使い方をするのかなどを考慮した上で判断するのが良いでしょう。
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