ニキビ対策・オイリー肌対策・混合肌対策
オイリー肌や混合肌の原因
肌のべたつき、べたべた、嫌ですね。お化粧は崩れるし、毛穴の開き、黒ずみも気になる・・・。べたつく肌は男の方にも多いです。臭いも気になります。
オイリー肌とは、肌の油分である脂質、つまり皮脂が過剰に分泌されている状態です。脂物、揚げ物をよく食べる人はオイリー肌になりやすいです。皮脂が酸化すると臭いも気になりますし、酸化した皮脂は肌にダメージも与えます。また皮脂を好む菌が肌につき、ニキビ、吹き出物ができやすくなります。
この皮脂を過剰に分泌することで毛穴は開いていき、そこに汚れがたまり黒ずんでしまいます。
オイルベースの基礎化粧品で油分を与えすぎている人、メイクを落としきれていないことが原因になっている場合も考えられます。
また、肌が傷ついてダメージを負っている人や肌の水分が少ない場合も考えられます。
肌を守っている皮脂膜や角質層などで表皮と言います。表皮が傷ついていると、汚れや細菌、カビなどが侵入しますし、肌の水分も蒸発してしまいます。
そこで肌自身が皮脂を過剰に分泌して表皮を覆うことで肌を守ろうとするのです。この場合、肌の表面はオイリーなのに肌の奥では水分が少なく乾燥に近い状態のこともあるのです。
このとき、皮脂の分泌が少ない人は、そのまま乾燥肌になってしまいます。 |
傷ついた皮脂膜や角質層(表皮)
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オイリー肌の場合、清潔にすることも大切な要素なのですが、かといって、洗いすぎはオイリー肌を進行させることにもなりかねません。
なぜなら、洗いすぎてしまうと、肌を守っている表皮の一番上にある皮脂膜を取りすぎてしまったり、その下の角質層が傷つき、ダメージを負ってしまうのです。ごしごし洗ったり、低刺激でない洗浄料を使用すると、洗いすぎになってしまいます。
このようにして、洗いすぎて肌が傷つくことでも、オイリー肌や混合肌になってしまうのです。
ニキビは肌に脂質が多いとできやすいです。皮脂が過剰に分泌され肌に脂質が多いと、皮脂を好む雑菌が肌についてしまい、さらに脂質が酸化して肌に炎症が起きた状態です。雑菌対策には清潔を保つことと、やはり肌にダメージを与えないことです。
※思春期や更年期、自律神経の乱れによるホルモンバランスの崩れによっても脂質は増えます。そのような方は、とくにスキンケアや生活でのオイリー対策をすることをおすすめします。
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食事 |
肌に必要な栄養分、とくにミネラルとビタミンを補えて、活性酸素を発生しにくい和食を中心にしましょう。白砂糖・添加物・脂物・揚げ物・肉類・牛乳は控えめに。ゆっくりよく噛んで食べましょう。冷たいものは控えめに。
オイリー肌の場合、とくに気をつけなくてはならないのが、甘い物、脂肪、アルコールの取りすぎ(1回に多く取る)です。
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日常生活 |
肌のダメージを避ける
・睡眠はよくとる
睡眠時間は活性酸素の除去、細胞の新陳代謝、造血などに必要な時間なので大人でも9時間くらい寝るのが理想のようです。仰向けになっているだけでも少しは効果有りです。
・過労やストレスを避ける
活性酸素が発生し、ミネラルを浪費します。自律神経の乱れにもつながります。リラックスすること、趣味をすること、楽しむことや、ミネラル、ビタミンの摂取、睡眠などよく休むことが対策となります。
お風呂の半身浴もおすすめ。38〜40℃のぬるめのお湯に胸から下だけつかる入浴法で、心臓に負担をかけず、体の芯まで温めることができます。リラックスできてストレスや疲労にも。
・タバコ、アルコールは控える
活性酸素が発生します。
・紫外線を避ける
活性酸素が発生し、しみができやすくなります。とくに肌が弱っていると、紫外線の影響を受けやすく、さらに肌は傷つき、しみがとても増えてしまいます。
肌のしみ 原因と対策 |UVケア
・水道水の塩素を避ける(飲用・風呂)
水道水の塩素は、活性酸素のように酸化力が強く、素肌を傷つけますので、洗顔、入浴、飲用時の塩素は除去しましょう。
脱塩素のすすめ
・合成洗剤は使わない
ふつうの洗剤には肌を傷つけて乾燥肌や敏感肌、主婦湿疹、アトピー性皮膚炎の原因になったり、環境破壊につながる石油合成界面活性剤や蛍光増白剤などが含まれています。 |
スキンケア
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・良質で合成物の少ない化粧品を使用して、肌に与えるダメージを少なくしましょう。
・お肌を清潔に保つように心がけて下さい。ただし、洗いすぎには注意しましょう。一般の洗浄料は合成された強すぎる洗浄剤や殺菌剤が含まれているため、肌が傷つき乾燥するので、さらに脂質が過剰になります。素手でやさしく洗いましょう。
・マッサージやパックで毛穴に詰まった酸化皮脂を取り除きましょう。
・広がってしまった毛穴は引き締めましょう(収斂)。
オイリー肌、混合肌におすすめのスキンケアと使用順番の一例 |
1 丁寧に清潔に洗う
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2 うるおいを与える 収斂(引き締め)
※美容液や美容原液も使用する場合
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3 肌を保護する
オイリー肌にはワセリンなど油が多いスキンケアは不向きです。
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4 その他
上記のスキンケアを補助する製品
べたつかないのにうるおうゲルのメイクアップや日焼け止め
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